先週末、高知で行われたヴィレッジというイベントに参加させてもらいました。

太陽に照らされた2日間。素敵なお店がたくさん並んで、こどもたちがあちらこちらで木登りをしていて、おとなたちもこどもみたいにどきどきしていて、少し夏みたいな匂いの風が吹いていて、そのあいだを縫うように木漏れ日が揺れていて、なんとなく懐かしいかんじがする、そんなイベントでした。

自分が育った高知という場所にくると僕がいつも感じてたこと。正直それは心地よいものではなくて、うまく言葉にできない罪悪感と、自分の居場所の無さでした。
たぶんそれは今も変わってないけど、ヴィレッジにいるときだけはそんな気持ちも忘れていられたような気がします。

今、高知では強い雨が降ってます。
雨雲たちが雲の切れ間からヴィレッジの動向を偵察していて、閉幕と同時にGoサインを出したんじゃないか、と思えるくらい綿密な梅雨入りです。

ざばざばと降る雨の音を聞きながらピアノを弾いています。
楽しかった日々が過ぎてどうしていいかわからなくなったあと、やっぱりここに戻ってきます。